
はじまり
元学生野球のスター、今は不貞腐れたバー従業員としてニューヨークの片隅で暮らす貧乏青年が、猫を預かったことから街の暗黒世界のトラブルに巻き込まれていく。
ミタメモ
コート・スティーリングって文字通りに直訳すると「盗もうとしたところを捕まった」ってことで、雰囲気は合っているもののふしぎなタイトルだなと思っていたら、なんと野球の盗塁失敗を指す言葉だそうで。なるほどです。
人生を失敗する予感しかしないアンダードッグの成り上がり物語として、とても爽快にできていた記憶。 とはいっても内容はほとんど災難、災難、また災難で、決して爽快な絵面の映画ではない。しかしそこに、そこはかとない可笑しみのある作品。
キャラクターはみんな地味で汚くて説得力があってよかった。オースティン・バトラーと猫がとてもいい。
うんちく
個人的に関わりの深いイーストビレッジやローワーイーストサイドといった地域で起こる話でもあり、ご近所映画の感あり。よくいくレストランでも撮影してた。
そのレストランは汚いわけではないけれど、こきたない街の景色がたくさんみられる。
そんなニューヨークでよく見る、黒い服と大きな帽子ともみあげとヒゲが典型的な、オーソドックス・ユダヤ系の人々がいる。私のような者の知らないしきたりがたくさんある、堅苦しい生活をしている人々というイメージを勝手に持ちがちなんだけれど、彼らがこの映画では臆面もなくバリバリに暴力的なのが、痛快でよかった。
ImDBにあったログラインが、そんなニューヨークらしくてよいので↓
2 Russians, 2 Jews and a Puerto Rican walk into a bar…
●●(主語)がバーにやってきた。は、よくあるジョークの始まり。それで?と、なにか笑えることが起こるのを、期待するものなのです。
どんだけ
1時間47分
どうみた
ニューヨーク市内の劇場 どこだったかわすれた

