【Kaholas & Company】ヴィンテージ ソプラノウクレレ

Vintage Kaholas & Co Soprano Ukulele

Kaholas & Company製のヴィンテージ、ソプラノウクレレをご紹介します。ボディはマホガニー単板、フィンガーボードはローズウッドです。ネック背面のヒールキャップがボディ背面と一体になっていることから、米国本土ではなくハワイ製にも見えます。しかし調べてみると、1920年代頃、ニューヨークのブルックリンでグレッチ社が製造した可能性が高いです。

100年近く前の中古楽器にありがちな、ひび割れ・擦り傷・引っかき傷・傷が目立ち、練習用にちょうどいいウクレレです。とはいえ演奏性は良好で、弦高も快適。ただし、G弦が軽くビビるため、気になる方は要調整です。動画を参照してください。

全長は20 7/16インチ(51.9cm)、下部の幅は6 3/8インチ(16.2cm)、奥行きは2 1/4インチ(5.7cm)です。スケール長は13 1/4インチ(336mm)です。

内側のラベルには次のように書かれています:

ウクレレ・オ・ハワイ
最高グレード
音質と職人の技
カホラス&カンパニー

Tikj King Ukulele Database(Google で検索できます)によると、次のとおりです。

ラベルには「Ukulele’O’Hawaii、Kaholas & Co. 音質と職人技で最高グレード」と記載されていますが、調査の結果、1920年代頃のグレッチ社製の可能性が示唆されています。別の例では、「Kaholas & Co.; ハワイアン・ウクレレ。6-7-8保証」とラベルに記載されたものもあります。こういった「ハワイアン・ウクレレ」の表示は眉唾物です。なぜなら1910年代から20年代にかけてのウクレレの多くに、アメリカ本土で製造されたものであっても「ハワイアン・ウクレレ」といったようなキャッチフレーズが書かれていたからです。これに対抗して当時のハワイでは、正真正銘ハワイ製ウクレレには「Tabu」と刻印するようになりました。

こぐれの地味ゆる試奏:上記のとおり、4弦(G)の軽いビビりが録画でも聞こえますね。1弦(A)も若干ビビり気味かもしれません。しかし全体的にビンテージっぽい甘い音を楽しめるので、このていどのビビりは味わいの範囲内だと感じられるあなた(私も)はおおざっぱ得な性格です。

フロロカーボンの柔らかめの弦が張ってあり良く鳴ります。かといってバカ鳴りというかんじでもなく、繊細な弾き心地。低音は甘く、高音は伸びやかに響きます。おしとやかに弾けば、もっときれいに鳴らせるウクレレではないでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です