【Harmony】ジョニーマーヴィン・プロフェッショナル「テナー」コンサートサイズ

Vintage 1940s Harmony Johnny Marvin Professional “Tenor” Concert Ukulele

マホガニー単板のハーモニーウクレレ、ジョニーマーヴィン “テナー”をご紹介します。

このウクレレ、 「テナー 」と名付けられていますが、実際はコンサートサイズ

1940年代初頭に作られたものだそうです。以来、たくさん弾いてもらった跡が、しっかり残っています(写真参照)。ひび割れはありますが、全体的にはしっかりしており、修理しなくても演奏できます。

Harmonyは1892年に設立されたアメリカの老舗楽器会社。ギター、ウクレレ、マンドリン、バイオリンなどの普及品を中心に製作し、オフィシャルウェブサイトによると、一時は世界で最もたくさん楽器を作った会社だったとか。しかし1975年に撤退、2018年に復活しました。

Johnny Marvinさんは1920年から30年代に大活躍したアメリカのウクレレスター。軽快なストラムテクニックと甘い歌声、コミカルな楽器のものまねなどで一世を風靡し、1928年にはハーモニー社と契約、このシグネチャーモデル「Johnny Marvin Tenor Ukulele」(tenorとは言っていても、いまの基準ではconcertサイズ)を発売しました。イギリスではプリンス・オブ・ウェールズに金の刻印が入ったバージョンをプレゼントし、 コア材の「プリンス・オブ・ウェールズ・モデル」も売り出したとか。

さて、こちらはプリンス・オブ・ウェールズ・モデルじゃないほうの、マホガニー材使用のモデル。ボディの長さは24インチ(61センチ)、スケールの長さは14 3/4インチ(37.5センチ)です。

チューナーペグ、ヘッドストック・ラベル、ブリッジ、ローズウッド指板、すべてオリジナルのまま。クリーム色のバインディングに、ダーク・サンバースト仕上げです。

こんにちは、こぐれです:このウクレレ、長い年月で蓄積したひび割れや傷は、正直たっぷりあります。それでもしっかり、まだまだ弾けるかんじ。イントネーションが(とくにハイポジション、3弦で)あやしいのですが、そこはビデオで↓↓↓音程をご確認ください。ローポジションは楽しく弾けます。いや、ハイポジでも、そのユルさこそが往年のウクレレという気がして、やはり楽しいです(主観ですみません!)。なにしろよく鳴りますんで、細かいことは気にせず押しの強いかんじで、ぐいぐい弾いてほしいです!

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